生成り色が左前にむけて霞の様 に藤納戸色へ変化する濃淡が美しい落款入りのお着物です。 地模様も際立ち所々に流れる金彩も綺麗です。
左前と後身頃には目にも鮮やかな組紐、笹、笛、扇子の刺繍が施され 一つ一つが繊細で、とても豪華なお着物です。 笛など楽器の柄には美しい音色が神に伝えるためのよい方法とされ、 物事の「良く成る」たとえとしました。